とまどう心を叱って
受話器へと手をのばす
たとえ切られてもいい
声だけ聴かせて
孤独はいつの日も 優しさを裏切る
電話口に響く 暖かな暮らしがある
愛しても愛しても 叶わない愛がある
好きになる事さえも罪なら
嫌われてしまいたい 私を消して欲しい
あなたの心から
あなたを知らずに生きてた
あの頃へ戻りたい
朝の光りの中で
自由が泣いてる
貸し出し中の恋 レンタルの期限は
あなた外す腕の 時計だけが知っている
傷ついて傷ついて 止まらない愛がある
初めから解ってた恋でも
さよならが云えなくて あなたを憎めなくて
答えをさがせない
馴染んだ腕の中 抱かれる人がいる
きっと同じように その人も傷ついてる
愛しても愛しても 叶わない愛がある
好きになる事さえも罪なら
なぜふたり出逢ったの? こんなにひかれあうの?
涙がとまらない
さよならが云えなくて あなたを憎めなくて
答えをさがせない