空を流れゆく 雲を追いかけて
君を連れて急ぐよ 北のあの街へ
過去のあやまちも 恋のためらいも
みんな僕にあずけて 甘えていいんだよ
誰も知らない哀しみが この世にあるのなら
誰も知らない喜びも あるはずさ
見上げてごらんよ すべてを忘れて
真っ赤に燃えてる 夕映えの街を…
風の並木道 白く染めてゆく
雪のようなポプラの 綿毛の花びら
淡い木漏れ日が そっと舞うように
二人だけの門出を 静かに祝うだろう
たったひとりの君の為 生まれて来た僕さ
たったひとつの愛だけを この胸に
信じてごらんよ つないだ手と手を
ときめく心の 夕映えの街を…
生きてゆくのはなんとなく 切ないものだけど
生きてゆくのは素晴らしい ことなのさ
歩いて行こうよ 涙の向こうへ
明日が待ってる 夕映えの街へ…
明日が待ってる 夕映えの街へ…