武田舞彩「MOON」歌詞

あなたは まだ繰り返してる
鋭く尖った目で 過去を睨むけど
問いかけても 変わらないことに
何を求めて？

幼い頃を 思いだす夜は
ただ 肩にもたれて 泣きたいだけよ

あたしに触れて 悲しみも
愛しい記憶に 変えて欲しい
時が止まったまま 進めない今を
しるしてきた

これまでの思いに 最後のため息
そっと 寄り添う やさしい光

あなたは もう失い尽くし
誰もが「壊れ物」と
背を向けていったけど
カルテのない 境界線は
あなたが決めるの

ただ大きな鳥籠の中で
縮んでく心が 消えちゃう前に

「何を求めて彷徨うか？」
なんて問いに 答えはなくて
時が止まったまま 進めない今を
もがくだけよ

涙に濡れても 輝けるために
そっと 強さを導く 光

すべて知りすぎて 傷つくよりも
あなたにはいつも
笑って欲しいんだ
誰もが 眠れない夜を超えて
踏み出していくの

あたしに触れて 悲しみも
愛しい記憶に 変えてほしい
時が止まったまま 進めない今を
しるしてきた

朝を運ぶような やさしいため息
この空に 小さく消える

そっと あなたを支える光