ホーム > 日食なつこ > 幽霊ヶ丘 歌詞
とうに見頃も過ぎ去りて寒空に穂を揺らす芒原誰の面影を そこに重ねてる
孤独を望む逃げ場を探す必要のない命もあると知る想い遂げられた とて続かぬだろう
風もなき 悠久の丘にて綴ったいたずらな恋を迎えに来る人ついぞ現れず絵空事の朱い火燃ゆ
見渡せども幻影ばかりでどっちつかずの足場に吹き溜まる野分裾濡らす 恋路よるべなく
風ゆらぎ 幽閉さるるここへ吹いたうちひさす京の謡い踊る息吹不意に胸を打つ絵空事を望んでいる
風すさび 幽霊ヶ丘にて願ったとこしえの愛を迎えにゆくにはちょっと遅すぎた絵空事と憂いて消ゆ
アルバム「はなよど」収録曲
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