樋口楓「アンサーソング」歌詞

もう知ってんだよ 結局は何も残らない両手だろう
零れて失くして 真っ平だ 目を伏せたまま眠っていたい

フレ フレ 余裕も無い
進め 進め 理由も見つからない
もうこれ以上一歩も歩き出せないや ライアーソング

どっちでも良い なんで泣いてんだ
興味も無い 精々笑って 勇気も無い
慣れていくんだって最低な願望叶えてるだけ

ポケットの中叩いて粉々になったビスケットです
魔法なんて何処にも無いじゃん
疲れたよって精一杯喚いてたって
明日へ向かえって常套句で背中押すんだ
痛いよ 聞こえちゃいないね

心配無いから そんな尖った台詞で適当に刺さないでね
笑顔の塗料 尽きかけてるってるってっ照ってる

耳の奥グラグラ煮立ってんだ 雑言と欺瞞のカクテル
思考回路を切ったら褒めてくれますか ライアーソング

トゥ・トゥ・トゥ・トゥ・ル
トゥ・トゥ・トゥ・トゥ・ル
トゥ・トゥ・トゥ・トゥ・ル
トゥ・トゥ・トゥ・トゥ・ル

アー・ライ・ラ・ライ
ライ・ライ・ラ・グラグラ
ライ・ラ・ライ
ライ・ライ・ラ・ライ

アー・ライ・ラ・ライ
ライ・ライ・ラ・グラグラ
ライ・ラ・ライ
ライ・ライ・ラ・ライ

平行線だ 想像もつかない空想なんだ ライアーソング
回答欄の空欄 それでも頑張ったんだ ライアーソング
不正解だって ヒーロー気取りの騒音なんだ ライアーソング
望遠鏡覗いたって見えない 私のアンサーソング

藻掻いて 必死に縋って 粉々になったビスケットです
怖くて息もできないじゃん
今更さ 模範解答写してたって
まるで埋まんない空洞なんだよ
自分勝手だって 違うよ 分かって欲しいんだ
ねぇ、逃げないで 向かい合って 痛いだって言えないや