単純な仕組みだったんだ
あなただって本当は知っていた
消臭剤を撒いたような
芝居がかった毎日が過ぎてく
銃弾はすでに飛んでいった
そこに善も悪もあるだろうか
平衡感覚はどうなった
耳鳴りが世界を白く染める
不確かで曖昧な未来なら欠片も意味がない
僕らはエンディングを探している
幸せな筋書きなんて誰かが代わりに描くから
眠るようにそっと目を閉じた
銃弾はすでに飛んでいった
撃ち抜いたものは何だった?
人間としての根底か
動物としての本能か
終わらないモノクロの世界から連れ出した君の手が
まだ少しだけ赤く震えている
音もなく脈々と溢れ出す不条理な感情が
この目には優しく映った
冷たさがただ胸を刺すようなエンドロール
僕らはその痛みを探している
不確かで曖昧な未来なら欠片も意味がない
僕らはエンディングを探している
幸せな筋書きなんて誰かが代わりに描くから
眠るようにそっと目を閉じた